【ビジネスマナー】お辞儀の作法(会釈、普通礼、敬礼、最敬礼)

お辞儀

 
ビジネスマナーの基本に「お辞儀」があります。

お辞儀にはさまざまな種類があり、職種や状況等によっても使い分けがあります。

心をこめてお辞儀をするのが何より大切なことですが、基本的なお辞儀の作法を知っていて損はありません。

そこで、今回は、状況に応じたお辞儀ができるよう、ビジネスマナーの基本であるお辞儀について一緒に見て参りましょう。

 

|お辞儀の際の立ち姿勢を美しくするためのポイント

 

下記の点に気をつけると、立ち姿勢が美しく見えます。

 

1.足は、かかとをつけて、つま先を少しだけひらく

2.背筋を伸ばして姿勢よく立つよう心掛ける。

3.目線がまっすぐ向くよう、顎が上がらないように注意する。

4.手は体の真横か前に来るようにして、腕は自然におろす

 

|美しく見えるお辞儀の手順

 

下記の点に気をつけるとお辞儀が美しく見えます。

 

1.相手に視線を合わせる。

2.背筋を伸ばしたまま、腰から曲げる。
首が曲がらないように注意する。

3.腰を曲げた状態で一呼吸

4.ゆっくりと上半身を起こして、背筋を伸ばしたまま立つ。

5.再び相手に視線を合わせる。

 

 

|「語先後礼」と覚えておく

 

「失礼します」等の言葉とお辞儀をセットで行う場合は、言葉を伝えてから頭を下げるようにしてください。

お辞儀をしながら言葉をかけるのは、
言葉が聞こえにくくなるばかりではなく、場合によっては失礼にあたります。

 

 

|TPOをわきまえたお辞儀の種類

 

基本的なお辞儀は「会釈」です。

体を15度曲げる、もっとも軽いお辞儀です。

「かしこまりました」や「失礼いたします」などと
指示を受けた際やお待たせするときなどに用います。

 

感謝や歓迎をあらわすときや
上司や依頼者にお辞儀する場合は「普通礼」です。

敬礼」ともいいます。

体を30~35度曲げるお辞儀です。

 

お詫びをするときなどには「最敬礼」を用います。

体を45~60度曲げる、もっとも厳格なお辞儀です。

 

作法に則ってしっかりとお辞儀をすることで、気持ちの良い人間関係を構築することができます。

日頃からお辞儀の作法を意識してしっかりとしたお辞儀を心がけるようにしましょう。

 

 


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