【パラリーガル心理士とは】
パラリーガル心理士は、法律事務の専門スキルを備えたパラリーガルでありながら、心理学とカウンセリングの知識を有し、法律相談に来られた精神的に不安定な依頼者に対して、寄り添いサポートできるスキルを持った者です。
【こんなことで悩んでいませんか?】
【パラリーガル心理士資格を取得する5つのメリット】
法律事務の専門スキルと心理カウンセリングのスキルを合わせ持つことで、高いレベルにおいて弁護士と依頼者双方のサポートができるため、一般的な法律事務職員よりも付加価値が高く転職に強い。
精神疾患や症状の基礎知識など、心理学に裏付けされたカウンセリングの知識と技術を学ぶことによって、精神的に不安定な状態で法律相談に来られる依頼者に対して、適切な距離を保ち冷静に対応をすることができる。
自己理解を深めることによって自分の思考パターンを知り、悩みや不安との付き合い方を身に付けられ、感情のコントロールができるようになる。
対人関係の特性を理解し、相手の話を聞くスキルを学ぶことで、弁護士やスタッフと良好な人間関係を築けるようになる他、自分の家族や友人、職場以外の人間関係も客観視できるようになり、上手に相談を聞けるようになる。
心理カウンセリングの知識とスキルをもとに、将来的にカウンセラーとして独立することも可能です。
【パラリーガル心理士資格講座の特徴】
【講座カリキュラム】
講義時間 | 10:00~14:00(各回90分) |
– 心理カウンセリングの基礎 –
【 カウンセリングとは 】
カウンセリングとは何か。なぜ今、多くの場面でカウンセリングが必要とされているのか。心理的な緊張やストレスを引き起こす条件と合せて学びます。【 基礎となる心理学 】
カウンセリングの基礎となる様々な心理学について学びます。 人間性心理学や行動心理学、認知心理学など代表的な理論学びます。【 カウンセリングの倫理と限界 】
守秘義務などカウンセラーの倫理について学びます。また、医師による診断や投薬が必要となる場合など、カウンセリングやカウンセラーの限界を理解します。– 心理アセスメントの基礎 –
【 心理アセスメントとは 】
相談者を理解するための情報収集の技法とその種類について学びます。 また、カウンセラー自身が、自分の話し方や表現の癖を知ることの重要性や、相談者への質問の仕方についても学びます。【 心理検査とは 】
学力や思考力、パーソナリティなどを理解するために用いる知能検査や人格検査について学びます。検査の種類とそれぞれの流れを理解します。【 面談 (ロールプレイング) 】
相談者の話を聴きながら、以前に学んだ質問技法を実際に使って、情報を収集・整理する方法をロールプレイングで学びます。グループ分けをし、相談者・カウンセラー・観察者の3つの役割をそれぞれ体験します。– 精神疾患の基礎 –
【 精神疾患の診断基準 】
ワークを通して「こころの健康」について理解を深めます。また、医学的な精神疾患の診断基準と診断方法について学びます。【 精神症状の種類と特徴 】
うつ、躁、不安、恐怖、強迫、妄想、解離など様々な精神症状について、具体的にそれぞれの特徴について理解します。この知識は、相談者の悩みを理解するうえで非常に役立ちます。【 精神疾患の基礎知識 】
うつ病、パニック症、強迫症、摂食障害、躁うつ病、依存症、統合失調症、発達障害、PTSDなど、各疾患の具体的な症状や治療法を学びます。これらの知識を備えることで、それぞれの疾患を持った人へ正しい対応ができるようになります。【 事例から学ぶ精神疾患 】
精神疾患が背景にあると考えられる事例(裁判例)を基に学んでいきます。 統合失調症が原因で業務中に事故を起こしたケースや、自閉スペクトラム症が原因で起きたSNSトラブルなどの事例を扱い考えていきます。– カウンセリングの基礎技術 –
【 面接法 】
面接による心理療法の進め方について学びます。相談者が安心して自分を表現できるように、相手の話し方や仕草などに合せて話していくペーシングや、相手の声の大きさやリズム、トーンに合せるマッチングなどの技術を習得します。【 インテーク(初回面談) 】
最初の面接では相談者の悩みを正確に掴み取り、相談者との適切な関わり方を速やかに判断する必要があります。そこで、最初の面接で気をつけるべきことや、その進め方について学びます。【 カウンセリングのスキル 】
カウンセリングの技術を向上させるためには、知識の習得以外に、どのような部分を磨き養う必要があるのかを学びます。【 自己分析と自己理解(ロールプレイング) 】
ジョハリの窓という自己分析ツールを使い、自分の思考パターンや価値観、他者から見える自分など、自分自身を客観的に理解します。これにより、自分との向き合い方や、様々な場面で心理的に巻き込まれることを予防する方法を学びます。【 カウンセラーのセルフケア 】
カウンセラーは多くの相談者の悩みを聞くことから、自分のメンタルを健康に保つスキルが必要です。そこで、カウンセラー自身が、自分を守るためのセルフケアについて学びます。– カウンセリング理論 –
【 来談者中心療法1 】
来談者中心療法は、全てのカウンセリングの基礎なる技法です。人は誰しも自分の力で成長できる自己治癒力があり、それを信じ寄り添うことがカウンセリングであるという、カール・ロジャースが創始した心療法を学びます。【 来談者中心療法2 (ロールプレイング) 】
カウンセリングにおいて重要な「傾聴」や「共感」などについて学びます。 そして、ロールプレイングを通して、カウンセリングの心構えや、話の聴き方、姿勢などへの理解を深めます。【 交流分析 (ロールプレイング) 】
自分の性格の問題点を自己分析によって気づき、人間関係を自分で上手くコントロールできるようになる技法です。個人が成長して変化していくことを目標に、ロールプレイングを通して自己理解を深めます。【 エゴグラム検査 】
自分の行動パターンを客観視できる性格診断テストです。臨床の現場でも実際に使われているエゴグラム検査を各自が受けます。検査結果と解説によって自分の強み弱みを知ることができ、良好な人間関係を築くのに大いに役立ちます。【 認知行動療法1 】
歪んだ物事の捉え方に修正を掛け、自らの力による回復や向上を目的とす認知行動療法は、臨床の現場でも非常に多く用いられる療法です。認知療法と行動療法も合せて学びます。【 認知行動療法2 (ロールプレイング) 】
アセスメントシート(相談者の情報収集シート)を用いたロールプレイングを通して、聞き取った情報の整理の仕方やコーピング(ストレスの対処法)について理解を深めます。【 家族療法 (ロールプレイング) 】
個人が抱える問題や症状は、その家族のシステムが正常に機能していないことに原因があるというアプローチをとる心理療法です。ロールプレイングを通して、家族全員が自分の家族をどう捉えているかなど、情報の整理の方法について学びます。– 事例を使ったロールプレイング –
【 面談の初期対応 】
カウンセリングの初期において重要となる相談者の主な悩みや苦しみの理解、情報収集、目標設定、面談スケジュール調整など、相談者とのやり取りに焦点を当て、ロールプレイングを通して検討します。【 来談者中心療法 】
「人前で話そうとすると緊張して頭が真っ白になってしまう」という事例を用い、来談者中心療法の基本的態度への理解を深めながら、どのような心構えでどう対応すべきか、ロールプレイングを通して具体的に検討します。【 認知行動療法1 】
「イライラを何とかしたい」という相談者の事例を用いて、認知行動療法のアセスメントシートを使用しながら相談者と共に悩みを理解し、相談者が自己理解を深めていく過程のカウンセラーの対応をロールプレイングを通して検討します。【 認知行動療法2 】
「イライラを何とかしたい」という事例で、認知行動療法の技法を用いて、相談者の悩みを生みだす認知、価値観、対人コミュニケーションなどの変容を模索する過程でのカウンセラーの対応を、ロールプレイングを通して検討します。回 | テーマ | 講義内容 | |
1 | 心理カウンセリングの基礎 | カウンセリングとは | カウンセリングとは何か。なぜ今、多くの場面でカウンセリングが必要とされているのか。心理的な緊張やストレスを引き起こす条件と合せて学びます。 |
2 | 基礎となる心理学 | カウンセリングの基礎となる様々な心理学について学びます。 人間性心理学や行動心理学、認知心理学など代表的な理論学びます。 | |
3 | カウンセリングの 倫理と限界 |
守秘義務などカウンセラーの倫理について学びます。また、医師による診断や投薬が必要となる場合など、カウンセリングやカウンセラーの限界を理解します。 | |
4 | 心理アセスメントの基礎 | 心理アセスメントとは | 相談者を理解するための情報収集の技法とその種類について学びます。 また、カウンセラー自身が、自分の話し方や表現の癖を知ることの重要性や、相談者への質問の仕方についても学びます。 |
5 | 心理検査とは | 学力や思考力、パーソナリティなどを理解するために用いる知能検査や人格検査について学びます。検査の種類とそれぞれの流れを理解します。 | |
6 | 面談 (ロールプレイング) |
相談者の話を聴きながら、以前に学んだ質問技法を実際に使って、情報を収集・整理する方法をロールプレイングで学びます。グループ分けをし、相談者・カウンセラー・観察者の3つの役割をそれぞれ体験します。 | |
7 | 精神疾患の基礎 | 精神疾患の診断基準 | ワークを通して「こころの健康」について理解を深めます。また、医学的な精神疾患の診断基準と診断方法について学びます。 |
8 | 精神症状の種類と特徴 | うつ、躁、不安、恐怖、強迫、妄想、解離など様々な精神症状について、具体的にそれぞれの特徴について理解します。この知識は、相談者の悩みを理解するうえで非常に役立ちます。 | |
9 | 精神疾患の基礎知識 | うつ病、パニック症、強迫症、摂食障害、躁うつ病、依存症、統合失調症、発達障害、PTSDなど、各疾患の具体的な症状や治療法を学びます。これらの知識を備えることで、それぞれの疾患を持った人へ正しい対応ができるようになります。) | |
10 | 事例から学ぶ精神疾患 | 精神疾患が背景にあると考えられる事例(裁判例)を基に学んでいきます。 統合失調症が原因で業務中に事故を起こしたケースや、自閉スペクトラム症が原因で起きたSNSトラブルなどの事例を扱い考えていきます。 | |
11 | カウンセリングの基礎技術 | 面接法 | 面接による心理療法の進め方について学びます。相談者が安心して自分を表現できるように、相手の話し方や仕草などに合せて話していくペーシングや、相手の声の大きさやリズム、トーンに合せるマッチングなどの技術を習得します。 |
12 | インテーク(初回面談) | 最初の面接では相談者の悩みを正確に掴み取り、相談者との適切な関わり方を速やかに判断する必要があります。そこで、最初の面接で気をつけるべきことや、その進め方について学びます。 | |
13 | カウンセリングのスキル | カウンセリングの技術を向上させるためには、知識の習得以外に、どのような部分を磨き養う必要があるのかを学びます。 | |
14 | 自己分析と自己理解 (ロールプレイング) |
ジョハリの窓という自己分析ツールを使い、自分の思考パターンや価値観、他者から見える自分など、自分自身を客観的に理解します。これにより、自分との向き合い方や、様々な場面で心理的に巻き込まれることを予防する方法を学びます。 | |
15 | カウンセラーのセルフケア | カウンセラーは多くの相談者の悩みを聞くことから、自分のメンタルを健康に保つスキルが必要です。そこで、カウンセラー自身が、自分を守るためのセルフケアについて学びます。 | |
16 | カウンセリング理論 | 来談者中心療法1 | 来談者中心療法は、全てのカウンセリングの基礎なる技法です。人は誰しも自分の力で成長できる自己治癒力があり、それを信じ寄り添うことがカウンセリングであるという、カール・ロジャースが創始した心療法を学びます。 |
17 | 来談者中心療法2 (ロールプレイング) |
カウンセリングにおいて重要な「傾聴」や「共感」などについて学びます。 そして、ロールプレイングを通して、カウンセリングの心構えや、話の聴き方、姿勢などへの理解を深めます。 | |
18 | 交流分析 (ロールプレイング) |
自分の性格の問題点を自己分析によって気づき、人間関係を自分で上手くコントロールできるようになる技法です。個人が成長して変化していくことを目標に、ロールプレイングを通して自己理解を深めます。 | |
19 | エゴグラム検査 | 自分の行動パターンを客観視できる性格診断テストです。臨床の現場でも実際に使われているエゴグラム検査を各自が受けます。検査結果と解説によって自分の強み弱みを知ることができ、良好な人間関係を築くのに大いに役立ちます。 | |
20 | 認知行動療法1 | 歪んだ物事の捉え方に修正を掛け、自らの力による回復や向上を目的とす認知行動療法は、臨床の現場でも非常に多く用いられる療法です。認知療法と行動療法も合せて学びます。 | |
21 | 認知行動療法2 (ロールプレイング) |
アセスメントシート(相談者の情報収集シート)を用いたロールプレイングを通して、聞き取った情報の整理の仕方やコーピング(ストレスの対処法)について理解を深めます。 | |
22 | 家族療法 (ロールプレイング) |
個人が抱える問題や症状は、その家族のシステムが正常に機能していないことに原因があるというアプローチをとる心理療法です。ロールプレイングを通して、家族全員が自分の家族をどう捉えているかなど、情報の整理の方法について学びます。 | |
23 | 事例を使ったロールプレイング | 面談の初期対応 | カウンセリングの初期において重要となる相談者の主な悩みや苦しみの理解、情報収集、目標設定、面談スケジュール調整など、相談者とのやり取りに焦点を当て、ロールプレイングを通して検討します。 |
24 | 来談者中心療法 | 「人前で話そうとすると緊張して頭が真っ白になってしまう」という事例を用い、来談者中心療法の基本的態度への理解を深めながら、どのような心構えでどう対応すべきか、ロールプレイングを通して具体的に検討します。 | |
25 | 認知行動療法1 | 「イライラを何とかしたい」という相談者の事例を用いて、認知行動療法のアセスメントシートを使用しながら相談者と共に悩みを理解し、相談者が自己理解を深めていく過程のカウンセラーの対応をロールプレイングを通して検討します。 | |
26 | 認知行動療法2 | 「イライラを何とかしたい」という事例で、認知行動療法の技法を用いて、相談者の悩みを生みだす認知、価値観、対人コミュニケーションなどの変容を模索する過程でのカウンセラーの対応を、ロールプレイングを通して検討します。 |
⦁ 講座は、パラリーガル資格をお持ちでない方でも、どなたでも受講できます。
⦁ パラリーガル資格をお持ちでない方も、パラリーガル心理士の講座修了後、パラリーガル資格を取得されればパラリーガル心理士の資格認定試験を受験できます。
⦁ カリキュラムは多少変更になることもあります。
【通信講座について】
受講方法
インターネット(Vimeo)を利用して、24時間いつでも受講いただけます。
パソコン・スマートフォン・タブレットいずれの媒体もご利用いただけます。
講義内容
東京クラスの講義を録画したものを配信いたしますので、通学クラスと全く同じ内容の講義を受けられます。
ロールプレイングの回は、通信クラスでも、通信クラス用に模範例を動画の中に入れていますので、
教室でロールプレイングを行っているのと同じように受講いただけます。
視聴期間
通信講座の動画視聴期間は、教材のお受け取りから12ヵ月間です。
視聴期間中は、何度でも繰り返し視聴いただけます。
通信クラスと通学クラスの併用
通信クラスを受講している方も、開講中の通学クラスに参加することができます。(無料)
「都合の良いときだけ通学したい」「特定の講義だけライブで受講したい」ということも可能です。
通学と通信の両方をうまく利用して、学習を進めることができます。
【なぜ法律事務所で心理学が必要とされるのか】
【 現代における法律事務所の課題 】
法律事務所に来る依頼者は、法律トラブルに巻き込まれ、大きなストレスや不安を抱えていますが、それらは複雑に絡み合っています。弁護士は法的に問題を解決するプロであり、心理学の専門家ではありません。したがって、日々多忙な弁護士は、怒りや悲しみを訴える依頼者に対して、「それは法的にはどうすることもできない」「こちらが聞いた質問にだけ答えて欲しい」といった対応をとってしまうことも少なくありません。すると、依頼者は弁護士に対して不信感を抱いてしまい、依頼者のために一生懸命力を尽くそうとする弁護士との間で、誤解やボタンの掛け違いが起きてしまいます。
【 これからのリーガルサービス 】
弁護士(法律事務所)の競争が激化する現代において、良質なリーガルサービスを提供し、顧客満足度を高めることは必須です。しかし、ITの進化により、誰もが簡単に情報を取り、調べることができる今、単に法律知識を提供するだけの弁護士では、顧客からは選ばれません。また、法的な解決ができたからといって、依頼者の怒りや悲しみも同時に癒えるとは限りません。
「 法的な解決 = 依頼者の満足 」ではありません。
「 この弁護士は私の気持ちを理解してくれている 」と思えて初めて依頼者は満足します。
これからの時代、生き残る弁護士は「 依頼者に寄り添い、共感できる弁護士 」
精神的にも依頼者に寄り添える弁護士でありたいと、近年、心理学を学ぶ弁護士も増えてきています。しかし、心理的サポートは相当な時間を要することから、多くの事件を抱え多忙な弁護士がこれを行うのは、なかなか難しいというのが現実です。
【 今の時代に弁護士が求めるパラリーガルとは 】
看護師が、医療知識を持ち、患者の心にも寄り添いながら医師をサポートするのと同じように、様々な法律事務の処理ができることに加え、依頼者の精神的な支えにもなれるパラリーガルは、弁護士にとってかけがえのない存在です。
高い法律事務スキルを持ちながら、依頼者の心のケアもできるパラリーガル
依頼者の心理的症状や精神状態によって、適切な対応ができることで依頼者との不要なトラブルを回避できるパラリーガル
自分の感情をコントロールし、常に安定した精神状態で弁護士やスタッフと良好な人間関係を築けるパラリーガル
これによって、弁護士は、法律の専門家として本来の弁護士業務に集中でき、依頼者も本当の意味での満足感を得ることができます。
【資格取得について】
パラリーガル心理士資格
日本リーガルアシスタント協会の詳細はこちら>>
<受験要件>
※以下要件を満たしていることが必要です。
パラリーガル心理士資格認定講座を修了していること。
法律事務所での実務経験が2年以上あること 又は (一社)日本リーガルアシスタント協会が認定する以下のいずれかのパラリーガル資格を有していること。
エレメンタリー・パラリーガル
インターメディエイト・パラリーガル
アドバンスド・パラリーガル
<試験日程>
東京会場
【会場】ちよだプラットフォームスクウェア(本館)
【アクセス】地下鉄東西線「竹橋駅」徒歩2分
< 2025年1月11日(土) 10:00~11:30 >
大阪会場
【会場】JEC日本研修センター江坂
【アクセス】地下鉄御堂筋線「江坂駅」徒歩1分
< 2025年2月16日(日) 10:30~12:00 >
受験料:8,800円(税込)
【受講料のご案内】
クラス | 受講料(心理学科目) |
---|---|
東京:通学 | 198,500円(税込218,350円) |
通信 | 198,500円(税込218,350円) |
【お支払い方法】
・銀行振込み(一括)・クレジットカード(一括)
・クレジットカード(分割/2回~7回払い)※金利手数料なし。
・教育クレジット(分割/8回~60回払い)※金利手数料あり。
【こんな方におすすめ】
心理カウンセリングの基礎を学びたい
法律事務だけでなく心理系の資格も取得したい
自己理解を深めたい
自分の悩みや不安との向き合い方を身につけて自分を成長させたい
精神的に不安定な依頼者に対して、適切な対応ができるようになりたい
自分の家族や周りの人に寄り添い、上手に話を聞けるスキルを身につけたい
職場の弁護士や他のスタッフと良好な人間関係を築き、楽しく仕事がしたい
ポジティブに物事を捉えられるようになり、日々生き生きと自分の人生を豊かにしたい
【AIが発達していく時代に必要とされるスキル】
人々の日常生活のみならず、どのような産業・分野とも切り離すことのできない「法務」の仕事と同様に、今、注目されている仕事の1つが心理系の仕事です。
人間の思考や感情は、個々異なるうえ複雑です。また、これらを理解するためには想像力が不可欠であることから、心理学系のスキルはAIに置き換えられる可能性が極めて低いと言われています。オックスフォード大学のオズボーン教授が発表した「必要となる未来のスキル」でも、「心理学」が第2位に入っています。厚生労働省の調査によれば、1996年の「うつ病・躁うつ病の総患者数」は約40万人でしたが、2022年の調査では150万人を超え、約4倍にまで増加しています。このようなことから、「現代は心の時代」とも言われます。心理カウンセリングのスキルを身につけることは、心の問題を抱えて苦しむ人々の支えになれるだけでなく、自分自身の感情をコントールしながら健康的なメンタルを維持でき、豊かな人生を送ることができるという大きな価値があります。
【出典・参照元】
厚生労働省/「患者調査」(うつ病・躁うつ病の総患者数)
オックスフォード大学/マイケル・オズボーン教授論文
「The Future of Employment」
【講師プロフィール】
神矢 直子
(公認心理師・臨床心理士)
<主な経歴>
・大学病院の精神神経科、精神科、心療内科クリニックにおいて、心理検査及び心理療法を担当。
・小中学校・高等学校のスクールカウンセラーとして、児童生徒及び保護者への相談業務。
・小中学校において、教員へのコンサルテーションの他、保護者や教員を対象とした各種研修会の講師。
・企業において、社員及びその家族を対象としたメンタルヘルス分野の相談員。
・総合病院の心理職(小児・周産期・緩和ケア)
・昭和大学ストレスマネジメント研究所監修 Mind Body Trainer|ストレスマネジメント指導トレーナー
・その他、発達障害の特性がある児童生徒を対象とした児童発達支援事業所において、心理検査及び療育担当の経験あり。
<講師メッセージ>
受講生の皆さんには、充実感を持ってお仕事をしていただきたい!という思いです。
対人業務なので、人の歴史の深部に触れることもあるでしょうし、依頼者の対応で心理的に負荷がかかることも多々あると思います。
自己理解のワークを通して、自分の考えや感じ方、話すときの“くせ”を発見したりしていきます。また、既に分かっていた自分の個性への新たな見方に気づいたりもします。
このように、自分を客観的に見る視点を持つと、自分の悩みのパターンや悩みとの付き合い方のヒントが見えてきます。
受講生の皆さんが、心理学やカウンセリング技法を理解し活用することで、対人コミュニケーションによるストレスを軽減し、健康で前向きに仕事ができると共に、パラリーガルとして、依頼者の辛さや悩みを心理的にサポートできるような講義をしていきたいと思います。
【Q&A】
心理学を全く学んだことがなくても講義についていけますか?
大丈夫です。全く問題ありません。
講義は、受講生が心理学を全く学んだことがないという前提で行われます。身近な事例を用いて学べるので楽しんで受講していただけます。
パラリーガル心理士という資格はどのような機関が認定しているのですか?
一般社団法人日本リーガルアシスタント協会(JLAA)が認定しています。
資格認定試験の受験期限はありますか?
ありません。
受講期間を経過した後でも、いつでも受験可能です。試験が不合格だった場合も、期限なく何度でもチャレンジいただけます。
働きながら勉強して資格取得することは可能ですか?
十分可能です。
受講されるにあたり、予習は一切不要です。資格試験の1ヵ月前から、試験対策として15~20時間程度のお時間が確保できれば、試験は十分に合格できます。
通学講座と通信講座の併用はできますか?
できます。
回ごとに都度どちらで受講をするかお選びいただけます。
Q受講資格はありますか?
受講はどなたでも可能です。
なお、資格を取得するためには(資格認定試験を受験するためには)、一般社団法人日本リーガルアシスタント協会(JLAA)が認定するパラリーガル資格を有している必要があります。
講座申し込み後、キャンセルはできますか?
受講料のお支払い前であればキャンセル可能です(キャンセル料は発生しません)。
受講料お支払い後(分割による一部の払いを含む)のキャンセルの場合、教材発送前又は教材お渡し前であればキャンセル可能ですが、受講料の30%のキャンセル料が発生します。
なお、教材発送後または教材お渡し後はキャンセルをお受けすることができません。
分割払いはできますか?
できます。
60回分割まで可能です。
7回分割までであれば、お持ちのクレジットカードでの分割払いが可能で、金利手数料もかかりません。