【ブラック企業】パワハラから逃げることは「負け」ではありません

ブラック企業

最近またブラック企業問題がクローズアップされてきていますね。

私のもとに転職相談にいらっしゃる方にも、
いまの職場のパワハラが酷くて耐えられないから
転職したいという方は少なくありません。

中には聞いている私の方が
怒り心頭に発するようなケースも散見されます。
昨今も、パワハラによって鬱病などに罹患し、
自殺される方が少なくありません。

その場合、遺族が加害企業を相手どって
損害賠償請求訴訟を提起して勝訴することも多いですが、
どんなに高額な慰謝料を受け取ったとしても
大切な人は二度と帰っては来ません

大切な家族からしてみると、
「お金なんかいらないからあの人を返して!」
と思うのが普通だと思います。

自殺に至らなくとも、一度鬱病に罹患してしまうと、
一生つきあって行かなくてはならなくなります。

鬱病には「完治」という概念がないからです。

今回は、パワハラ被害に遭った場合どうするのが
よいのかということについて書いていこうと思います。

我慢するのはやめよう

一番よくないのは、我慢をしてしまうことです。

人間の精神力には程度の差はあれ、必ず限界があります。

恒常的にパワハラにさらされながら我慢をしていると、
徐々に正常な判断ができなくなってしまいます
「まだ頑張れる」「まだ大丈夫」と耐えているうちに、

誰かがパワハラで自殺した場合、
「自殺するくらいなら辞めればいいのに。」と言う人がいます。

でも、これは「正常な判断」ができるからこそ思うこと。

精神が病んでしまったら、
まずこの「正常な判断」ができなくなってしまうのです。

パワハラに遭って「苦しい」と思う気持ちは、
たとえて言えば火災報知器のようなものです。

心が危険を知らせてくれていると思ってください。
「逃げてください。危険です。
はやく安全なところへ逃げてください。」

正常な判断ができるうちに、
安全なところへ避難できるように誘導してくれているのです。

まずはその危険に気づいて、我慢することをやめてください

会社内部や外部の相談機関に相談?

パワハラにあった場合、労働基準監督署や労働組合の
手を借りてパワハラから自分を守ることが考えられます。

しかし、私から言わせてみれば、
実際労働基準監督署や労働組合がどれほど機能しているかは疑問です。

そもそも、そのような機関がきちんと機能していないからこその
昨今のパワハラ自殺の多さなのではないでしょうか。

それどころか、訴え出たことによって
余計にパワハラが悪化している場合も少なくありません。

最近有名になった某引越業者のパワハラを見ても明らかだと思います。

思い切って転職する

いまだに日本社会においては、
「転職=逃げ」というイメージがあります。

まして「パワハラ」を理由に転職することは、
受け入れにくい部分がありますよね。

「転職をする自分は弱い人間だ。」 と自分を責めたり、
「自分は悪くないのにどうして自分が辞めなければならないんだ!」
「逃げるなんて悔しい!逃げたら負けだ!」
と「負け」のような気がしたりしまうのは無理もありません。

しかし、パワハラを理由とした転職は、
弱さでも、負けることでもありません

自分を大切にしてくれる職場で、自分の新たな可能性を見つける

「パワハラ」は、自分の可能性を探すひとつのきっかけにすぎません。

あなたのことを大切にしない職場に
人生の貴重な時間を捧げる必要はありません。

思い切って、転職しましょう

プロの手を借りて転職する

そんな簡単に転職しろと言ったって・・

そんな自分を大切にしてくれる職場なんてあるの?

どうせまたブラックにしかないんじゃないの??
むしろもっと酷い職場にあたるかもしれないし・・・。

という言葉が飛んできそうですね。

これに対しては、
「そんなことはありません。」と言い切れます。

確かに、自分で新たに転職活動するとなると、
一から履歴書、職務経歴書、志望動機書を用意するのも骨が折れますし、
どの職場がブラック企業かもよくわからないし、
色々不安も尽きないことと思います。

だからこそ、そんなときは転職の専門家を頼ってみましょう

たとえば、法律事務所には、
パワハラもセクハラもほとんどありません。

※参考:法律事務所にはセクハラが少ない!

AG法律アカデミーは、
パラリーガル(法律事務所の事務員)への転職を
全面的に支援し、ほとんどの方が転職に成功しています。

そして、転職に成功した多くの方に、
「転職してよかった!」
「こんなことならもっと早く前の仕事を辞めればよかった。」
というお言葉を頂いております。

もし、転職への不安が今現在パワハラに耐えている理由だとすれば、
転職の専門家を利用して効率よくパワハラから逃げることも
考えてみてはいかがでしょうか?

 


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