法律事務を10倍楽しむために必要なこと
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事務職はどれ?

皆さまは、「事務職」に対してどのようなイメージを抱いていますか?
就職市場で「事務職」についてのイメージを聞いてみると、
「外回りがないから営業より楽そう。」
「同じことの繰り返し。ルーティン作業。」
「淡々と書類を作成したりひたすら電話をかけたりしている印象。」
とだいたい「楽そう」「書類作業」「電話対応」「ルーティーン」といった答えが返ってきます。

確かに、一般企業の事務職だと、そのようなイメージもあながち間違いではないのかもしれません。
しかしながら、パラリーガルの場合は、少し事情が異なります。
なぜなら、一口にパラリーガルといっても、パラリーガルの仕事内容は多岐にわたり、中には弁護士顔負けの専門的な職務を遂行しているパラリーガルも少なくないからです。
そのようなパラリーガルは、もはや一般的な「事務職」のイメージからはほど遠く、どちらかといえば「専門職」のイメージに近いものと思われます。
他方で、法律事務所でコピーや電話応対等の、秘書業務や一般事務のみに従事するようなパラリーガルも存在します。
そのような秘書業務や一般事務のみに従事するパラリーガルの場合、一般的な事務職に従事する方と同じような悩みがつきものです。
いわゆる「仕事のマンネリ化」です。
どんな仕事にも共通して言えることですが、
分担され、切り取られた一部の業務を目的も意味も分からず「ただこなしている」というだけではとてもつまらないものに感じてきてしまいます。
特に、一般企業の事務職だと「目的」「意味」を意識して事務を行っているという事務職の方は少ないと思われます。
しかし、パラリーガルの場合は、この「目的」や「意味」は明白です。
法律事務を10倍楽しむために必要なこと
パラリーガルのお仕事は、弁護士の先生の指示・監督のもとで法律業務を行い、弁護士の業務をサポートするというものです。
その目的は弁護士の先生を煩雑な作業から解放し、本来の訴訟追行に集中させるというところにあり、パラリーガルの仕事の意味も究極的にはここにあります。
そして、そこにパラリーガルの存在意義があります。
弁護士の先生を訴訟追行に集中させるためには、パラリーガルは、「仕事の全体の流れ」についてしっかりと学び、一歩も二歩も前を見据えて作業をすることが要求されます。
そうすることで、弁護士の先生のお仕事をよりスムーズにサポートできるようになりますし、現在自分に与えられている作業の意義も見いだせるようになります。
特に、法律事務は、裁判所や法律に定められたルールに則って行うことが要求されるため、一度そのルールを覚えてしまえば、かなり応用がききます。
学べば学ぶほど、コツを身につければ身につけるほどより的確に弁護士の先生をサポートすることができるのです。
そして、パラリーガルの仕事を「ものにする」ことによって、法律事務のお仕事は10倍も100倍もおもしろく、やりがいのあるものに変身していきます。
つまり、パラリーガルは、「学ぶ」ことによっていくらでも「仕事のマンネリ化」を防ぐことができるのです。
「学ぶ」といっても、必ずしも本の知識だけではありません。
法律実務では、慣行や通例というものも多く存在します。
※参考:期日請書って何?パラリーガル実務(法律事務)
訴訟について講座や本で学んだり、弁護士の先生や先輩に積極的に質問したりして、法律事務に関する知識を増やし、パラリーガルの仕事をモノにして、法律事務を10倍、100倍楽しみましょう!
なお、AG法律アカデミーでは、
初級の「エレメンタリー・パラリーガル資格講座」にて、
法律事務の基礎知識について学ぶことができます。
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