就職・転職活動に行き詰まったときは専門家へ相談を
先日、法律系のQ&Aのサイトで、偶然このような質問を目にしました。
相談者は、30代前半の女性。失業保険給付中。
できれば法律事務所で事務員として働きたいけれども
現実は厳しくてなかなか採用に至らず、質問に至ったとのこと。
この女性に対して、回答者のほとんどは
「あなたに能力がないから」等と辛辣な回答を寄せていました。
しかし、私はこの女性に対する辛辣な回答は当を得たものとは思いません。
そこで、同じように悩まれていらっしゃる方に届けばと思い、
今回この記事を書きました。
就活の結果が芳しくなくとも、自分を責めないで
まず言いたいのは、例え就活の結果が芳しくなくとも、
どうか自分を責めないでください。
あなたの就職活動がうまくいかないのは、
決してあなたが人より劣っているからというわけではありません。
あなたは闘うための武器を持っていますが、
単にその使い方がわからないだけなのです。
就活で失敗してしまうのは、
志望動機が曖昧であったり、自己PRがうまく書けなかったり、
そういった「技術上の問題」が
原因となっていることのほうが多いのです。
ほんの数回の試験や面接で人間性までは見抜けません。
採用担当者は「自分の望む答えをくれる人か」
程度の判断しかしていません。
反対からいうと、
「採用担当者が望む答えを用意できる人」
だけが採用されるといえます。
採用担当者が望む答えは、、、
ただ、この「採用担当者が望む答え」というのがなかなか難しい。
なぜなら、相手が何を求めているかは
希望職種や会社の規模・方針等によって千差万別で、
その判断は、一般の人たちにはつきにくいからです。
たとえば法律事務職員の女性の場合、
大まかにいうと、下記にあてはまる人が合格する傾向にあります。
1.質問に対する反応(答え)が早い。
→言われたことに対して、直ぐに反応し回答できる人か否かが見られる。
2.自分の考えを端的に分かりやすく伝えられる。
3.品がある。
4.自分に自信(余裕)が感じられる。
→ただし、我が強いと基本的に落とされます。
自信があるように見えるけれど「素直」な印象を与えるのが大事です。
5.笑顔が多い。
ただ、上記はあくまで
「一般的にこういう女性が求められる。」
という一般論に過ぎません。
では、具体的に、これらがどういうことなのか。
どのような言葉を用いて表現すればよいのか、
まさに、そこが分からないのだと思います。
そして、そもそも、普通は自分の欠点や修正すべき点は、見つからないものです。
分かっていたら、とっくに直していますし、内定を取れていますからね^^;
なので、行き詰まってしまったら、正しい知識と豊富な経験を持った人に
アドバイスを受けるのが一番効果的ですし、早いです。
実際、AG法律アカデミーの受講者の中にも、
自分ひとりで転職活動をしていたときは、数十件エントリーしても
一件も通らなかったけれど、私たちがほんの少しお手伝いしだけで
内定が出たという方も多数いらっしゃいます。
転職活動がうまく行かなくて、どうしていいか分からないと焦っていたら、
一人で悩まず、的確なアドバイスをしてくれる人を頼りましょう。
AG法律アカデミー
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