パラリーガルの法律実務【直帰する際の注意点】
パラリーガルは、意外と外出する機会が多いです。
相続関係のお仕事が入った際には、銀行に預貯金の確認・解約に行ったり、
証券会社に証券の確認・名義変更に行ったり、
場合によっては登記簿謄本をとりにいったりすることも。
昼間に銀行へ行ったことのある方ならご存知だとは思いますが、
銀行の窓口は大変混雑しています。
待ち時間が1時間を超えるなんてことも少なくなく、
場合によっては、待っている間に
終業時間を迎えることも少なくありません。。
銀行へ行く時間が終業時間ギリギリというときは、
「用事が終わったらそのまま事務所に戻らずに
家に帰って良いですよ(直帰)。」
と弁護士からいわれることがあります。
そのような場合に、どのようなことに気をつければ良いでしょうか。
|報告を怠らない
基本中の基本ですが、直帰してもいいといっても、
そのまま何もせずに帰って良いという訳ではありません。
終業時刻を過ぎていたとしても、必ず弁護士や先輩に対し、
仕事の進捗や結果について報告するようにしましょう。
報告の方法は、基本的には電話です。
必要があれば、電話に加えメールでも報告しましょう。
|直帰で良いのか再度確認する
たとえ「直帰で良い」とあらかじめ言われていたとしても、
仕事の進捗の関係や緊急の用事が入るなど、
急に事務所に戻る必要が生じる場合もあります。
従って、出かける際に直帰を指示された場合であっても、
実際に帰る前に、本当に直帰して構わないのか
いまいちど確認するようにしましょう。
|挨拶はしっかりと!
直帰してもいいことが確定した際には、
しっかりと「お疲れ様です。お先に失礼いたします。」
と一言挨拶をしてから帰宅するようにしましょう。
|次の日の報告も忘れずに
直帰した次の出勤日には、
直接、弁護士や先輩に報告するようにしましょう。
仕事が終わってそのまま家に帰ることができるとなると、
早く家に帰りたいという先走った気持ちからつい報・連・相を忘れがち。
家に帰るまでしっかりと気を抜かず、
報・連・相を怠らないよう気をつけましょうね!
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