裁判所からの電話ってどんなときにかかってくるの?
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パラリーガルに関して聞きたいことがいっぱい…。
でも電話で話すのは気が重い…。
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裁判所からの電話ってどんなときにかかってくるの?
弁護士が直接対応することもありますが、
通常、パラリーガルが電話の対応をすることになります。
また、弁護士不在時などは、パラリーガルが用件を聞いて、
あとから弁護士に伝えなければならないことも。
ただ、いきなり裁判所から電話がかかってきたら、
慣れない人だとびっくりしてしまいますよね。
そこで、今回は、突然の裁判所からの電話にも
スムーズに対応できるように、
たとえばどんな電話がかかってくるのかを見て参りましょう。
期日調整のための電話
事件番号を伝えられた後、
期日の候補日をいくつか言われます。
この場合は、
しっかりと復唱をしながらメモをとって、
弁護士に伝えるようにしましょう。
なお、その場で調整がつく場合もありますが、
弁護士は多忙なため、期日を決めかねる場合も。
そのような場合、期日が確定するまで
パラリーガルが対応しておくよう
弁護士に頼まれることもあります。
期日が決定した旨の電話
期日が決定すると、裁判所から
期日が決定した旨の連絡が入ります。
日時、法廷、ファックス番号を確認し、
弁護士に伝えます。
なお、期日請書を送るように言われた場合は、
その後ファックスで送信します。
調書、謄本等の受取りの電話
例えば、和解が成立した場合の和解調書の受取りなど、
書類を受け取りに来るよう連絡が入ります。
二度手間にならないように、職印や収入印紙など、
書類を受け取るために必要なものの確認も
忘れずにしておきましょう。
この場合も、弁護士に報告をし、
弁護士の指示があれば裁判所に受け取りにいきます。
書類の不備の知らせや追完依頼
提出した書類に不備があった場合や、
追完が必要な場合にも電話連絡が入ります。
この場合も、不備の内容をしっかりと弁護士に伝え、
弁護士に指示を仰ぎます。
受けた電話は、基本的にはすべて上司や弁護士に
しっかりと報告する必要があります。
報・連・相を徹底的に行うためにも、
きちんとメモをとり、間違いやすい数字等は復唱をし、
わからないことはわかるまで聞き返すようにしましょう。
苦手な人が多い電話対応ですが、
あらかじめどのような電話がかかってくるかを
知っておけば、そこまで焦らなくて済むので、
ある程度事前に勉強しておくのもいいかもしれません。
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