高卒で職歴がなくてもパラリーガルになれる?

  1. パラリーガルってカッコイイけど、法律事務所のお仕事って、なんだかとても難しそう。
  2. 法律のこと全然知らないし、高卒だし、職歴だってアルバイト経験のみだし・・・。
  3. こんな私がパラリーガルになるなんて絶対無理だよなあ・・・。

テレビドラマの「リーガル・ハイ!」や「99.9ー刑事専門弁護士」などを見て、パラリーガルのお仕事に興味を持ったものの、自分にはレベルが高すぎると思ってチャレンジする前から諦めてしまってはいませんか?

確かに、法律事務職員の求人情報を見ると、募集要件に「大学卒」「四年制大学卒」と掲載している事務所が目立つと思います。

しかし、大卒ではなくても、法律事務職員(パラリーガル)として採用されている方々は沢山います。

高卒やフリーターからパラリーガルになった人も多い

実際、AG法律アカデミーの受講生(修了生)でも、高卒やフリーターからパラリーガルになったという人も少なくありません。
※参考:修了生からのメッセージ

とはいえ、大学に進学するのが当たり前と言っても過言ではないような昨今の風潮からしてみると、やはり高卒であることは、就活においては不利に働いてしまうことが多いというもの事実です。

大卒の方よりもしっかりと対策をすればパラリーガルにはなれる

そうすると、パラリーガルになるには、高卒というデメリットを考慮しても、それ以上の「キラリと光る何か」があることを採用担当者にわかってもらう必要があります。

また、応募書類(履歴書、職務経歴書、志望動機書など)はきちんと型を守っているか、電話対応はしっかりとしているか、面接時の基本的なマナーは守られているかなど、これらについても、大卒者よりも厳しい目でチェックされてしまうことが少なくありません。

したがって、高卒の方がパラリーガルになるためには、大卒の人たち以上にしっかりと対策をしておく必要があります。

反対に、しっかりと対策さえしておけば、採用担当者は、自分の先入観と目の前にいる人物の印象の違いに、「思っていたよりずっといい人材だ!」と一気に評価を高める可能性もあります。

取得しておくと採用が決まりやすい資格は限られている

なお、「行政書士」や「宅地建物取引士」の資格を取得すれば、

  • 高卒であっても有利になるに違いないから、
  • まずはそれを取得するところから始めよう・・

などとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、効果は小さいのであまりお勧めできません。

また、パラリーガルという職種は、非正規雇用から正規雇用になりやすいお仕事であるため、最初は正社員で入れなくても、まずはアルバイトからはじめて、そこから正社員にステップアップするということも十分可能です。

※参考:パラリーガルのアルバイト・派遣・正社員を使い分けよう!

パラリーガルはやりがいもあり将来性も高い!

パラリーガルはとても楽しいお仕事ですし、将来性もあって、労働環境もしっかりと整っているところが多いです。

高卒、職歴なしだからって、パラリーガルになることを諦めることなく、是非チャレンジしてくださいね!

 


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