売り手市場?【パラリーガルの需要増加の理由はこれだ!】
弁護士の増加と弁護士事務所の増加
┃司法制度改革に伴い増加する法曹人口
司法改革に伴って弁護士の数は年々増加し、
現在、日本における弁護士の数は36,415名にも達しています。
(弁護士白書2015年版より抜粋)
弁護士が 増加 すれば、弁護士事務所も増加します。
そうすると、当然、弁護士をサポートすることを生業とする
パラリーガル(法律事務職員)の需要も高まっていくことが予想されます。
┃過当競争による受任件数の増加
弁護士の数が増えることで、事務所間(弁護士間)の競争は激化します。
競争が激しくなれば、通常、価格競争が起きますが、法律事務所業界も例外ではありません。
つまり、弁護士費用の額を下げざるを得ないということです。
そのような中で、それまでと同じ収益を上げようとするならば、
単純に考えて、受ける事件の数を増やす必要があります。
そうなると、これまで弁護士がやっていた様々な事務手続が、
時間的制約により、弁護士自身で処理することが困難な状況になってきます。
そこで、今、多くの法律事務所では、単なる一般事務のみならず、
各事件ごとの事務手続に関する知識を持った、パラリーガルが求められています。
需要に供給が追い付いていない職業
┃知名度の高くないパラリーガルという職業
年々確実に需要が高まっているパラリーガルのお仕事ですが、
多少テレビドラマで見かけるようになったとはいえ、
まだまだ知名度は低いと思われます。
つまり、需要に供給が追い付いていない売り手市場の分野であるといえます。
┃パラリーガルの需要は今後も上がり続ける!
法曹人口の増加、弁護士事務所の乱立という状況は、
今後もまだまだ続くと予想されます。
そのような中で、少しでも早くパラリーガルになって
実務経験を積んでおけば、将来、急に転職の必要が生じたときでも安心ですね。
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パラリ部

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