ビジネスマナーの基本【勤務時間外での上司・先輩との付き合い方】
決算期前の2月の繁忙期を終えると、
新しい出逢いと別れの春がやってきます。
それに伴い、
勤務時間外に飲み会が開催されることも
増えてくることと思われます。
春になればお花見も開催されますよね。
ただ、最近では、特に若い子やお酒が苦手な人の間で
「できれば飲み会は欠席したい。。。」
という声を耳にすることも多くなってきました。
ビジネスマナーとしてはそのへんどうなの?
聞きたくてもなかなか聞きにくい
時間外での先輩や上司とのつきあい方。
今回は、勤務時間外に飲みに誘われたときの
ビジネスマナーについて一緒に見て参りましょう。
|できる限り参加しましょう
残念ながら、日本の組織の多くは、
未だ縦割りの人間関係で成立しています。
勤務時間終了後に先輩や上司からお食事に誘われた場合、
面倒くさいなと思っても、出来る限り参加することで、
円滑な人間関係を構築することができます。
仮に用事があってお断りするにしても、
誘ってくれたことに対してしっかりお礼を言いましょう。
また、その場合、次の機会には
ぜひ参加したい旨を伝えるようにしましょう。
もっとも、賭け事の誘いだけは断るのが無難です。
丁寧に辞退するよう心掛けましょう。
ただ、法律事務所の場合は、職業柄、
他の業界よりも法律を遵守することが強く要請されるため、
飲み会を強要されたりすることはまずあり得ません。
パラリーガルを目指す方は、その点はご安心くださいね!
|無理に飲む必要はありません
お酒が苦手だったり、お酒に弱かったりする場合は、
無理して飲む必要は全くありません。
最初の一杯だけ飲んだふりをするだけでも十分です。
ただし、その場合でも、
断る際の文句には気を遣いましょう。
「申し訳ありません。お酒は飲めませんので、
お茶を頂戴してもよろしいでしょうか。」
などと、丁寧に辞退するようにしましょう。
|飲み過ぎには注意しよう
お酒を飲む場合にも、
しっかりと節度をわきまえて飲みましょう。
「遠慮なく頂戴します。」と
一言添えてから頂くと印象が良くなりますよ。
|気配りを忘れずに!
上司や先輩のグラスが空きそうになれば、
次の飲物を聞くなどそれとなく気配りをしましょう。
|話題にも気をつける
いくら無礼講といっても限度があります。
不平不満、悪口、自慢話は避け、
基本的には「キドニタチカケシ衣食住」を心掛けましょう。
|支払いを他人任せにしない
お会計を上司や先輩がしてくれる場合にも、
当然のように甘えるのではなく、
自分も払うよう心掛け、その姿勢をみせましょう。
|二次会は断っても構いません
二次会の誘いは、断っても差し支えありません。
その場合でも、黙ってその場から去るなど
無礼な態度はやめましょう。
「今日はこれで失礼いたします。
どうもありがとうございました。」
と感謝を述べ、しっかりと挨拶をして帰りましょう。
|翌日も大切です
飲み会の翌日は、
「昨日はどうもありがとうございました。」等と
感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
この場合に注意しなければならないのは、
参加者以外の人がいない場所でお礼を言うということです。
「自分は誘われなかったのに・・。」と
無用なしがらみが生じるおそれがあるからです。
勤務時間後の人付き合いは、
円滑な人間関係づくりの場でもあります。
面倒くさいと思うかもしれませんが、
それ以上のメリットがあるので、
出来る限り参加するようにしましょうね!
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