一歩進んだ会話術【クッション言葉を利用しよう】

会話術

人に何かを尋ねるときやお願いするときなど、
突然本題にはいってしまっては
不躾な印象を与えることもありますよね。

そこで便利なのが「クッション言葉」です。

クッション言葉は、
言いたい言葉の前に付することで、ソフトな印象を与え、
後に続く言葉を和らげる作用を果たしてくれます。

今回は、クッション言葉をいくつか紹介していきます。

是非会話の際に使用してみてくださいね!

「失礼ですが」

相手にお名前をお伺いするときなどに用います。
「失礼ですが、お名前をお伺いできますでしょうか。」

ついでなので、本題からは脱線しますが
「お名前を頂戴」について書いておきたいことがあります。

よく「お名前を頂戴してもよろしいですか。」
と耳にしますが、これは間違いです。
「ちょうだいする」は「もらう」「受け取る」の謙譲語であり、
「名前」を「もらう」というのはおかしいからです。
「名刺」の場合は「お名刺を頂戴してもよろしいですか。」で正解ですが、
「名前」は「聞く」ものであって「もらう」ものではありません。

間違いやすいので注意しましょう。

「恐れ入りますが」

相手にお願いするときなどに用います。

「恐れ入りますが、相談窓口まで
お越し頂きます様お願い申し上げます。」

「あいにくですが」

お客様のご要望等に応じることができない場合などに用います。
「あいにくですが、山田はただいま席をはずしております。」

「ご足労ですが」

お客様にもう一度来訪をお願いするときなどに用います。

「ご足労ですが、二時間後にもう一度いらしていただけますでしょうか。」

「お差し支えなければ」

自分が代わりに何かをするときなどに用います。

「お差し支えなければ、私が資料をお持ちいたしましょうか。」

「勝手を申しますが」

こちらの都合で何かを要求するときなどに用います。
「勝手を申し上げますが、時間をご変更頂きたく存じます。」

「お手数をお掛け致しますが」

相手に何かを頼みたいときなどに用います。
「お手数をお掛け致しますが、
三日以内にご返信頂きます様お願い申し上げます。」

「ご迷惑をお掛け致しますが」

相手迷惑をかけてしまうような場合などに用います。

「ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」

なお、「すいませんが」をクッション言葉として用いてはいけません。

「すいません」という言葉はビジネスの世界では不適切なので、
普段より用いないように気をつけておきましょう。

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