パラリーガル、グット差がつく法律事務3【封筒や封入物について】
10秒でわかる!簡単診断あなたに向いている
事務職はどれ?

封筒の宛名書きについては、前二回のコラムでルールを見て参りました。
※参考:パラリーガル、グッと差がつく法律事務1【縦型封筒の宛名書きについて】
※参考:パラリーガル、グッと差がつく法律事務2【横型封筒の宛名書きについて】
今回は、さらに一歩進んで、封筒や封入物に関するルールを紹介して参ります。

二重封筒を使用しよう
専用封筒が用意されている場合は格別、そうでない場合は、二重封筒を使うようにしましょう。
特に正式な書類については二重封筒で送るのがマナーです。
ただし、書類が不幸な内容である場合(弔辞など)は、二重封筒を使用するのは使用しません。
「二重=不幸が重なる」というイメージにつながるからです。
封筒の口は「のり」を使用して留めよう
キャラクターもののシールで留めるのは言うまでもなくNGです。
そこまでひどくはなくとも、ときどき、封筒の口をホチキスやセロハンテープで留めている方がいらっしゃいますが、実はこれもマナー違反。
しっかりと「のり」を使用して留めるようにしましょう。
便箋は四つ折りもしくは三つ折りにしよう
便箋の折り方にもルールがあります。
- 縦型封筒の場合は、四つ折りもしくは三つ折りにしましょう。
- 横型封筒の場合は、四つ折りにしましょう。
四つ折りよりさらに折らなければ入らない、という場合は、思い切ってワンサイズ上の大きさにしましょう。
便箋を小さく折りたたみすぎてしまうのはマナー違反ですので、差し控えましょうね!
白紙の便箋を添えよう
ビジネスシーンであっても、先方に送る封書が業務的なものだけとは限りません。
時折、感謝の手紙や謝罪の手紙を送ることも。
そのような手紙を書くときに、書くことが思ったよりも少なく、便箋1枚で終わってしまうこともあると思います。
そのような場合は、白紙の便箋を1枚添えましょう。
1枚しか封入されていない場合、どうしても素っ気ない印象を与えてしまうからです。
近年は1枚でも気にしないという方も増えてきてはいますが、書くことが1枚分しかない、という場合は、一筆箋を使用するなどの配慮ができると良いと思います。
三回にわたって、封筒や宛名書きのルールについて確認して参りました。
これほどまでに沢山のルールがあるなんて驚きですよね。
事務は大変奥が深く、極めようとするとなかなか大変です。
しっかりと勉強して、法律事務のスペシャリストを目指してくださいね!
AG法律アカデミー
最新記事 by AG法律アカデミー (全て見る)
- パラリーガルの法律事務で「赤い本」「青い本」といえば? - 2025年11月23日
- 男性でも事務職に転職できる?転職成功ポイントと狙うべき専門職とは - 2025年9月21日
- 未経験から事務職になるには?転職で目指しやすい事務職の種類とおすすめの専門職 - 2025年9月14日






