パラリーガルなら知っておきたい「議題」と「議案」の違い
会社の会議などで「議題」や「議案」という言葉がよく出てくるかと思います。
法律事務所でパラリーガルとしてお仕事されている方も、株主総会や取締役会の項目でよく目にしますよね。
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日頃から何となく使っている「議題」と「議案」。
厳密には、似て非なるものということをご存知でしょうか?
今回は、「議題」と「議案」の違いについて解説します。
「議題」は会議等のテーマそのもの
まずは「議題」について。
「議題」は、会議の目的事項(テーマ)そのものを指します。
たとえば「取締役選任の件」などがこれにあたります。
身近な例で言うと「PTA役員選任の件」というのは議題です。
「議案」はテーマに対する具体的提案
これに対し、「議案」は、会議等の目的事項に関する具体的な提案を指します。
例えば、「甲野太郎氏を取締役に推薦する」というのがこれにあたります。
また、先のPTAの例であれば、「3の倍数の学籍番号の生徒を子に持つ親をPTA役員とする」などという提案が議案です。
企業法務を取扱う法律事務所の場合は、まず間違いなく「議題」「議案」を耳にするので、いざというときに混乱しないようしっかり覚えておきましょう。
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